マイマイガの生態と防除について

2020-09-08

マイマイガの生態と防除について

 マイマイガは森林病害虫等防除法施行令により「森林病害虫」として定められています。

 マイマイガは、概ね10年周期で大発生し、終息までには3年程度かかると言われていることから、大発生した後の数年間は、特に注意が必要です。

 今年は幼虫・成虫が多く発生し、建物の壁面に多くの卵塊が見られることから、来年以降も多く発生する可能性が高いです。マイマイガの生態を理解し、それぞれの立場で正しく・安全に駆除・除去するよう、引き続きご協力をお願いします。


マイマイガとは

  

マイマイガはドクガ科の大型のガで、幼虫(毛虫)は山林の落葉樹やりんごなどの果樹のほか、街路樹や家庭の庭木・草花の葉に食害を与えます。(5月~7月)

 成虫(ガ)は夜間に街灯などの照明に飛来し(7月中下旬~8月下旬)、秋には卵を300~600個のかたまり(卵塊)で、建物の外壁や照明近くの樹木などに産み付けます。

 また、概ね10年周期で大発生し、終息までには3年程度かかると言われていることから、大発生した後の数年間は、特に注意が必要になります。


健康上注意すること

 ふ化した直後の幼虫には毒毛があるほか、成長した幼虫では毛が刺さることがあります。

 幼虫は吐いた糸にぶら下がり風に乗って飛ぶことから、外に乾した洗濯物にも注意が必要です。


駆除・除去の方法

幼虫(毛虫)の場合

【幼虫が小さいうち】 園芸店やホームセンターで販売している毛虫用の殺虫剤で駆除します。
【注意】 スプレー剤では、幼虫が吹き飛ばされ体に付着することがあるので注意してください。

 農薬を散布する場合は、使用できる植物や散布方法などを販売店や専門の方に相談し、周囲に影響のないようにしてください。

【幼虫が大きくなったら】 殺虫剤が効かなくなるので、火ばしなどで捕まえ、つぶすか少量の家庭用洗剤を溶かした水に漬けて駆除することが効果的です。

成虫(ガ)の場合

  

 照明に飛来し、近くの樹木や外壁に産卵することから、ガの発生時期に合わせた消灯や誘虫性の低い照明(LED・ナトリウム灯など)への交換が有効です。(消灯する場合は、防犯面にも十分注意してください。)

 特に、前年に卵塊が多数付着した場所では、ガの発生時期までに、ガを寄せ付けない対策を検討してください。

 外壁にとまっている成虫には、ガの駆除に適した家庭用の殺虫剤を使用できますが、使用の際は説明書に従い、周辺に十分注意してください。

卵塊の場合

外壁などに付いた卵塊は、半分に切ったペットボトルや柔らかいヘラなどでそぎ落とし、土に埋めるか、小袋に入れてしっかりしばった上で、燃やせるごみの袋で一般ごみとして出してください。

【注意】 成虫や卵塊への作業の際は、舞い上がった鱗毛が目に入ったり吸い込むことを防ぐため、手袋・ゴーグル・マスクを着用してください。

 高所の卵塊の除去では、作業者の転落や電線への用具(棒)の接触による感電などに十分注意し、無理の無い範囲で安全に作業してください。

 また、庭木が高木の場合、卵塊や幼虫の除去・駆除が難しいため、適切に管理できるよう庭木の剪定をお願いします。

※駆除用に使用した(カットした)ペットボトルは可燃ごみとして出してください。


マイマイガの成虫・卵塊の駆除についてご協力をお願いします

 村の公共施設に産み付けられた卵塊などを見つけられた場合は、各施設の管理者までご連絡ください。

 個人の土地、建築物、構築物、また樹木などの所有者や管理者の方は、今後の大量発生を未然に防いだり、また他への影響を少なくするためにも、産み付けられた卵塊の駆除などにご協力をお願いします。


問合せ先など

内容 相談先 電話番号等
自宅の庭などの駆除の依頼 衛生害虫処理業者・造園業者など タウンページなどでご確認ください
公共施設での発生 各施設の管理者  
空き地・空き家での発生* 住民課 住民係 85-3183
農業関係の相談 産業振興推進室 農政係 85-5864
林業関係の相談 建設課 耕地林務係 85-5863

病害虫発生予察情報について

森林病害虫として森林病害虫等防除法施行例に定められているマイマイガは、樹木や果樹、農作物など農林業への影響が懸念されています。
長野県病害虫防除所では、病害虫発生予察注意報を発表していますので下記よりご覧ください。
長野県病害虫防除所 病害虫発生予察ページへのリンク

この記事の担当 (問い合わせ先)
住民課 住民係
〒399-4392 長野県宮田村98番地 TEL 0265-85-3183 FAX 0265-85-4725
電子メール jumin@vill.miyada.nagano.jp